データ抽出
- こんな課題のあるクライアント様に
- 変更のたびにデータベースと誌面それぞれ修正しており2度手間
- カタログなどの索引(インデックス)を自動で作りたい
- カタログなどの校正の精度を高めたい
カタログなどの最終データから商品情報を抽出できます
インデザインで作成されたカタログの商品情報などのデータを、段落スタイル・文字スタイル・フォント名・フォントサイズ・レイヤー名・正規表現を指定して、一致したデータをCSVなどで抽出することができます。抽出したデータは、基幹系データとのマッチング処理による比較校正や、索引(インデックス)の作成、データベースへのフィードバックなど、さまざまな用途に活用することができます。
抽出データの活用例
- 商品情報の比較校正
- 例えば初校と2校、または2校と3校で、それぞれ商品データを抽出し、データを突き合わせれば、差分を検出することができますので、正確で効率的な校正が行えるようになります。
- 基幹系データとのマッチング処理
- 抽出したデータとクライアントのデータベースと比較することで正誤判定が行えます。
- 自動索引作成
- 抽出する情報には、ノンブル情報も紐づけされるため、索引(インデックス)を自動で作成することができます。
- データベースへのフィードバック
- カタログなどは校了するまでに、担当者や校正者のチェック、承認を幾重にも行っているため、そこからデータを抽出することで、信頼度の高いデータベースを構築することができます。
- Webへのデータ転換
- 商品と画像のリンク情報(画像ファイル名)も抽出データに紐づけすることができますので、カタログの画像をWebなどに転用したい場合にも活用できます。
主な機能紹介
1.指定した条件に一致したデータを抽出
インデザインデータ上の段落スタイル・文字スタイル・フォント名・フォントサイズ・レイヤー名・正規表現を指定して一致したデータを抽出しますので、タグ設定などは必要ありません。例えば価格、商品番号、品番などをあらかじめ設定しておけば、データ抽出を行うことができます。
2.複数の情報を同時に抽出
例えば「ノンブル」や「画像のリンク」情報などを持たせた状態でインデザインからデータを抽出することができます。
3.表組、テキストボックスの抽出に対応
インデザインでグループ化された表組、テキストボックスの両方に対してデータ抽出が行えます。また、「①」→「1」に変換して抽出したい場合、あらかじめ置換設定をしておけば、抽出と同時に文字変換がかかりますので、抽出後の手間を省くことができます。
カスタマイズも承っております
Abstractで抽出したデータの、抽出後のプログラム開発や、Abstractのカスタマイズのご相談も受け付けております。また、抽出作業自体の代行業務も行っておりますので、お気軽にご相談ください。
関連ソリューション
- 自動組版
- カタログや情報誌などの定型・大量ページ向けDTP組版ソリューション。制作コストの削減、納期短縮といった課題を解決いたします。
自動組版の詳細はこちら
- カタログ制作
- 当社の核となるカタログ作成サービス。1000ページ以上のカタログでも、安心してご依頼頂ける社内体制と、効率的に進めるためのノウハウがあります。
カタログ制作の詳細はこちら