40ページの組版が3分になった!生産効率600倍の衝撃

手動写植から電算写植になったとき、組版の効率は5〜10倍になったと言われています。
電算写植からDTPで、さらに2〜5倍の効率化。

そして今回。手動のDTP組版だと3.75人日(約30時間)かかっていた40ページのカタログが、従来の自動組版でおよそ2時間40分、AI自動組版では3分という結果になってしまいました。30時間→3分、600倍です。

そもそもAI自動組版って何だ?

自動組版には前作業があるんです。だいたいお客さんからエクセルがやってきて、それを自動組版に適したCSVにするために、1回別のDBに取り込んでデータ自体を整理加工してからCSVに書き出す。そこから自動組版ソフトを起動して、設定を呼び出して、ようやく自動組版が始まります。

前のブログでも話している通り、自動組版そのものは手作業の18倍の効率化が図れるのですが、CSVに持ってくるまでに時間がかかっている。

そこで「ここAIで行けんじゃね?」と思い、CSV化をAIで自動化。CSVまで来たら「自動組版もAIでできんじゃね?」と思いAIにやらせてみたら、全然できる。

その二つを統合して動くAIをくっつけて、さらに問題のあるところの申し送りをさせて、エクセル(元原稿)・生成したCSV・流し込んだInDesignの3つからデータを抽出して比較するところまで自動化してみました。

全自動洗濯機でいえば、洗濯→すすぎ→脱水→乾燥がワンボタンでできるみたいなもの。
ボタンを押して計測したら、3分でできちゃったということでした。

自動組版で制作しているパーツカタログ誌面例(ハイパーレブ HONDA S660 排気系&吸気系)

※自動組版で制作しているパーツカタログの誌面例

AI自動組版で必要なこと

  • 自動組版に適したエクセルデータであること
  • 組版の設計(デザインや配置ルール)ができていること
  • AIにそのルールを教え込む時間が別にかかること
  • 素材(写真・アイコン・原稿)が揃っていて、データに紐付けされていること

つまり「いきなり3分」ではないです。設計と学習に先行投資して、2シーズン目から爆発的に効くということです。
これは従来の自動組版にも言えることですが、毎シーズン繰り返すカタログなどに向いています。

ご興味のある方は、ぜひサンプルデータをお送りください。弊社で解析して、どれくらいの効率化になるのか試算いたします。

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